top of page

がん経験者になぜ「運動」なのか?

更新日:2022年4月11日

キャンサーフィジオでは”がんエクササイズ情報”のページで、がんと運動に関する最新の情報をご紹介していきます🤗✨


それぞれの記事は、がんの種類や記事の内容によってカテゴリー分けしているので知りたい情報をある程度選んでご覧になっていただくことも可能です💡


さて、今回は「なぜ、がん経験者が運動をすべきなのか?」についてその理由をご紹介していきたいと思います。


正直これにはたくさんの理由があるので、言えば切りがないのですが、キャンサーフィジオでは以下の3つの理由にフォーカスして運動メニューを作成しています🏋️‍♀️🏋️‍♀️🏋️‍♀️


  1. 体力の増加

  2. がんに伴う諸症状(浮腫みや疲労感など)の軽減

  3. がん細胞の抑制


まず、今回ご紹介するのは「体力の増加」です。これは誰もが運動からイメージしやすいのではないでしょうか?


がんの経験に限らず、運動は体力を増加します。


特にがん経験者では、がんそのものの影響や手術によって全身の炎症状態を経験したことがあるため、それによる代謝更新と筋肉の量の低下が起こった状態にあります(既に回復している人もいるので、全員というわけではないです。)


また、胃がんが大腸がんではそもそもの栄養吸収を行う範囲を切除した影響や、高齢期で食事量が低下する人も多いことから、筋肉量の低下や痩せが生じます。当然、体力の低下が付随することになります。


さらに乳がんでは、手術後に使われる一部のお薬の影響で、肥満傾向になる人もいるので(やせる人もいるので一概に言えませんが)、この影響から全身に占める筋肉の割合が小さくなり、体力の低下を引き起こします。

また、他のがんに比べ若い年齢の発症例が多く、仕事に復帰する人も多いことからデスクワークへの復帰となり体力がむしろ低下する人、その一方で体力を使う仕事に術後対応できない人なども多いため、こういったことから体力の増加が必要となります🤔


では、がん経験者が「体力の増加」を図るために有効な運動はどのようなものが良いのでしょうか?


キャンサーフィジオでは「自重(自分の体重)を利用した筋トレ」を推奨しています。


体力低下が著しい方や、運動に慣れていない方はウォーキングなどの軽めの運動でも良いかもしれません🚶‍♂️🚶‍♂️🚶‍♂️


しかしながら、ウォーキングなどの有酸素運動はその効果を出すまでに、45分とか60分といったなかなか長い時間が必要になることや、そもそもがん経験者は筋肉を太くする必要があるので、有酸素運動よりも筋力トレーニングの方が有効性が高いことになります💡


また筋トレの場合、週2回大きな筋肉(太ももやお尻)を鍛えることで全身への影響があることが研究で報告されていることからも、少ない頻度で効果を出すことができるという点では時間的なコスパがいいことが分かります😋


とはいえ、重いダンベルや器具を使うのは怖い…

そう思う方も多いかと思います。


そこで自重を利用した筋トレです💡


自重の筋トレもバリエーションや実施回数で十分大きな負荷を与えることができますし、怪我の心配も大きく軽減します。


キャンサーフィジオでは、まず初めに「フィジカルチェック」を行い、それぞれにあった運動の内容を選択します。

運動の内容は、主に下半身や胴体の大きな筋肉に対するものが主ですが、胃がんや大腸癌の一部では吐き気やお腹への圧が強く生じる可能性のあるものは除外しています。


また、運動は同じのをずっとつづけると飽きるものです。(少なからず、トレーナーの私は飽きます)

そこで飽きが来ないように、また少しでも楽しんでもらえるように毎月の運動内容を変更しています。


さらに、やり方がよくわからない時や、運動が不安なときなど、いつでも問い合わせフォームから、大阪国際がんセンター認定がん専門運動指導士でもあるトレーナーに相談可能です。


キャンサーフィジオのメニューの一つを載せておくので、下のURLからご覧ください。

この運動は乳がんの全身体力増加向けメニューとした提示しているものです。

https://hospital-patient.rehasaku.com/share_menus/3606f25f-fbf5-403b-b549-00a4f58efad3?openExternalBrowser=1


長くなりましたが、読んでいただきありがとうございました!


多くの方の健康や安心の助けになれることを願って🍀



キャンサーフィジオスタッフ 佐々木より

bottom of page