がんを経験された方、または現在がんの治療中の方に運動が推奨される理由として次の3つのものが重要視されています🚶♂️🚶🚶♂️🚶
体力の増加
がんに伴う諸症状(浮腫みや疲労感など)の軽減
がん細胞の抑制
今回は、2.がんに伴う諸症状(浮腫みや疲労感など)の軽減 について触れていきます。
☆前回の 1.体力の増加 についての説明は下のリンクから👇
がん経験者に対する運動で最も有名な学会、アメリカスポーツ医学会はがん経験者に対する運動の効果について次のようにまとめています

…すごく多くて細かいと思われる人も多いかもしれませんね😅 ただ、これがすごいのが運動が「身体機能」すなわち体力だけに効果があるだけではなく、疲労感や浮腫の軽減、抑うつなどの心理的な側面、さらには骨の健康などにも効果があるとい点です。 特に乳がんの場合には、手術治療後に「タモキシフェン」などのホルモン剤を使用する場合には、骨の脆弱性や軟骨のもろさが生じやすくなるとされます。 よって、ホルモン剤を使用されている方ほど、運動を行なっていただく必要性が生じます。
また、これらの運動は、基本的には下半身を中心とした全身運動で得られる効果といえます🏋️♀️🏋️🏋️♀️
また、上記の表に示した内容以外にも、がん経験者で運動や体を動かす機会の多い人は、年をとってからフレイルになる可能性が低いことも分かってきました。今後さらに研究が進めば、より多くの運動効果についてのメカニズムが分かってきそうで楽しみなところです✨
ただ、「どのくらいの運動をすればいいのか?」「毎日やった方がいいのか?」など自分に合っている運動を決めるのは難しいですよね🤔 キャンサーフィジオで行う運動は、がんの種類や部位によって、その内容と強度を細かく分けています。 さらに、たくさんおご入会に感謝して、5月10日より、現在のフリーユースプランに14日間の無料トライアル期間を設定することになりました。
まずは一度お試しで運動を始めることから考えてみませんか?
ご相談もHP内お問い合わせフォームからお気軽にどうぞ😊🍀